はねず踊り 随心院

3月31日は随心院で「はねず踊り」を鑑賞。山科地域に行くのは京都に越してきて初めて。以前は醍醐寺に一度いったことがあったのだが。随心院に伏見稲荷方面からいくには山越えが必須。クロスバイクに頑張ってもらって(実際頑張ったのは自分の足だが)、名神のそばを抜ける道をアップダウンして到着。かなり足にきた^^;

天候が落ち着かない

朝はいい感じに晴れていたのだが、10時半くらいから雲行きが怪しくなってきた。実際に雨も少なくない量が降ってきたりして、近くの方と「どうなるんでしょうね」「あの雲が去ったらなんとかなりそうですね」なんて話をしていた。

それでも実際に始まる頃にはあがり、つつがなく始まった。最初は挨拶から。挨拶が長いとまた雨が降り出すんじゃないかと気がきではなかったが、それも杞憂にすぎず。ミス随心院?みたいな女性たちが3人紹介されていた。容姿も着物も艶やかだ。

はねず踊り

はねず踊りが始まった。この踊りは小野小町に由来していて、深草少将が小野小町に百夜通いをして、結局は99日目に代役を立てたために(そのせいでもないと思うが…)恋が実らなかったという話を題材にしている。
ちなみに「はねず」とは薄紅色を指し、その元ははねずと呼ばれる梅の種類を中国から輸入したことにあるのだとか。

ここからは画像を数枚ご紹介しよう。

なんとなく注目していた子が一人いて、小さい子なのだが京都風な顔立ちだったので写真もその子を中心にアップとなっている。でも、知らない子だ。そういえば、踊る前に司会の方が全員の名前を読み上げていた。学芸会のようだなと思ったものだ。地元の小学生が踊っているというのもその際に知った。

それでは、初の試みだがYouTube動画も埋め込んでみよう。Instagramにもアップしているのだが、そちらでは画像以外をあまりアップしないもので複数枚の最後に差し込んだだけ。今回YouTubeにアップするのも初。不手際があったらご容赦を。

2019年4月4日

今様

続いて、「今様」という白拍子2人よる舞が披露された。始まるまではバタバタしていたが、初回だからしょうがない。この子たちは高校生、大学生だったと思う。以前、はねず踊りを踊った小学生だった子たちだそうだ。

石見神楽

最後は神楽が見られる。京都瓜生山舞子連中という京都造形芸術大学の関係者が島根県の石見神楽を舞うらしい。私は「頼政」を見た。鵺を弓と刀で打ち取る話だ、端折って言うとね。

この拍子取りと合いの手のお兄さんがめちゃくちゃいい味を出していた

駆け足ではあったが、これが1時間少々のすべてだ。4講演行われていたらしく、はずね踊りだけは1部、2部を鑑賞。最初は座ってみていたのだが、2回目は一番後ろから動画の撮影や接写などを行った。レンズを変えたりするのも動画を撮るのに手を上げて後ろの人の邪魔になるのも嫌だったので。何人か前の方で手を上げてカメラを動画モードにして撮影されていた人がいた。後ろで見ている人にとても迷惑なのでやめたほうが良い。まあ、マナーの問題なのでその人の良心に訴えるしかないのだがね。

踊りはとても良かった。深草少将は当然深草から通ってこられたのだろう。私も深草から山越えをしてこの踊りを鑑賞したので、思い入れもひとしお。深草少将、お互いに結構険しい道を歩んだものだな♪

随心院 地図

Have fun at Kyoto!


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ

コメント