酒煎手前、お茶会

毎週恒例となっている、黄檗売茶流のお茶会。今回は酒煎手前を教えてもらった。といっても、教えてもらったのは私にいつも教えてくれているウテさんなんだけど。お酒とツマミは私が選んできた。

このために黄桜酒造でぬる燗に合う酒をチョイス。酒米「祝」を使った祝米。

特別な煎茶道具

私が何度か教えてもらっている基本の形、平成一景とは違って特別な煎茶道具がいくつか並んだ。お酒が入るわけだから作法もかなり変わる。お酒を予め入れておく容器がまたいい感じの風合いだ。

こちらは持ち手部分まで陶器!

お酒が置かれている2段の木組みは初めて見た。多分、酒煎手前ならではの道具なのだろう。それ以外はほぼいつもどおりだったと思う。

セッティングをするウテさん

お稽古、お手前風景

まずはご挨拶から。扇子を持って行うのだが、この扇子はこれ以外に利用しない。いや、形によっては使うのかもしれないが、私はまだみたことがない。

最初はいつもどおりに煎茶が出される。二煎目以降はお酒が出されることになる。こちらはぬる燗のお酒だ。

まずはお茶と和菓子

いよいよ二煎目のお酒

一煎目を楽しんだ後、いよいよ二煎目のお酒バージョン。注がれるこちらもドキドキする。実はこの二煎目は結構熱かった。ぬる燗というより、熱燗だ。三煎目以降はウテさんも加減をわかってきたみたいでぬる燗でキープされた。

いつもは添え物は和菓子とちょっとしたお菓子で煎茶、玉露を楽しむのだが、今回はお酒ということでツマミも私がチョイス。といってもがっつり食べるわけではないので京都らしく漬物を選択した。

伊勢丹の地下で試食を重ねて選びぬいた「山のいもわさび風味」と「赤かぶら」。紅白で彩りもいいかなと。案の定、ぬる燗の日本酒にはばっちり合う。

お茶会の風景

何度かこのお茶会についてレポートしてきたのだが、お茶会風景は入れていなかった。ブログにアップしているよというエクスキューズはもらっていたのだが、さすがにあまり面だしはどうかと思ってね。でも、雰囲気はやはり知ってもらいたいのでいくつかご紹介する。

お手前も終わってウテさんもリラックスしてお茶会に参加

どんな人の集まりなのかと聞かれると、もちろん黄檗売茶流の関係者が三人いるのだけれど、私も含めて三人はお客さんに近い。でも、色々と教えてもらったり、一緒に会を盛り上げたりはしている。他の方が参加することももちろん可能。お手前を指導していくれる大澤先生に心づけで1000円お渡しするのは礼儀だがそれくらい。和菓子やいろんなお菓子、変わったお茶なども出してもらってそれだから参加しない手はない。

季節感あふれる桜昆布茶もシメに

18時くらいから始まって、この日は22時過ぎまでやっていた。普段はお酒はないのだが、それでもお茶会は盛り上がる。プライベートなお茶会だけど、もし参加されたい方がいたら、フォームでご連絡くださいな。多分、問題なく参加できると思う♪

ご連絡フォーム

追記、京味トラベル

ウテさんとその連れ合いが4月から始めるツーリスト企画をご紹介しておこう。京味トラベルという名前がついている。気軽な煎茶体験を組み込んだ京都旅行だ。ウテさんは正式に黄檗売茶流に入門していて、今はお家元とも親しい方だ。英語とドイツ語は堪能(ドイツ語は母国語だし^^;)。

ホームページはまだ試作段階かな。いくつかほころびは見られるが4月オープンなのだから良いよね。私も様々な形で関わると思われる、多分ね♪

京味トラベルHP

Have fun at Kyoto!


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