京都に来て、テーマとして取り上げたいと考えているのが、「神社仏閣」「祭り」「日本酒」「伝統芸能」というラインナップ。その中でも三大祭には特に注目している。
その一つの葵祭が近づいてきた。今回の流鏑馬神事はその始まりということで、結構たいへんだったが立ちっぱなしでポジションを確保して撮影した。
始まる前の雰囲気
実際の神事は13時からとアナウンスがあり、私自身は11時半くらいに下鴨神社入りした。1時間半というのにチケット販売には長蛇の列。拝観料は2500円パンフレット付きとのこと。でも、長蛇の列に並ぶのは…無理なので断念。それに一度座ってしまうとポジションを移せないので催しの全体像を見たり撮影したりできない。
裏方を確認してみる。馬が揃っていて可愛い。色んなタイプの馬がいるのだな。馬車まである。
下鴨神社を堪能
始まるまでまだまだ時間があるので、下鴨神社を散策。ついでに喉が乾いたので、申餅という下鴨神社ならではの和菓子を食す。甘みも抑えめで新緑の中で楽しむには良いお茶。
中央の門前に並んだお酒の樽を眺めていたところ、丹山という見かけない酒樽を発見。すると境内で丹山のブースが出ていて、2杯ほど試飲させていただいた。風神雷神は辛口で気に入ったのだが、これから催しで手荷物は増やしたくない。
流鏑馬神事
この後、12時10分頃には場所を決めてそこを死守していた。立っているしかないので50分立ち尽くして待つのは辛かった。そこからもなかなかイベントは始まらないし、プレイベントが多い。そりゃ神事なのだから当然か。。。何度も行列が前を通り過ぎる。
私が陣取ったのは3の的の向かって右手。左から走ってくるようなので、ポジションは悪くないだろう。1,2の的の状況がアナウンスされれば目測で構えられるかもと予測。
いよいよ的がセットされる。的がセットされないと馬は走らない。否が応でも気持ちが高まる。せっかくここまで待ったのだ、既に14時を回っているので足が棒のようだ。
先触れのアナウンスがあり、1番目の馬が走り出したのがわかる。といっても、私の位置からは状況がわからない。かなり前の方にはいるのだが、それでも見通しが良いわけではない。
一人目の弓手は全的撃ち抜いたらしい。私は写真に集中していたのだが、モーション撮影はしたことがない。カメラが向けられるのは頭と頭の空いたスペースだけで、その瞬間を抑えるのは至難の業だ。そして、駆け抜けるスピードが恐ろしく早いことも痛感した。
2人目は弓を引ききれなかった。的の間に弓を取り、セットし、狙いを定めて引いて、瞬間放つ。あのスピードでそれができるだけでもすごい。
こちらはカメラのモードを「スポーツ」モードにして連写することにした。私のスキルでマニュアル撮影は無理があった。
3人目はなかなか上手く撮せたと思う、自分なりには。初撮影とポジションを考えると善戦といえる。私はカメラマンになるつもりも、カメラ技術をアマチュア並にスキルアップするつもりもない。ただ、もう少しうまく撮りたいとは思う^^;
撮影を振り返って
流鏑馬神事は楽しめた。辛抱強く待って撮影したので、後悔はない。ただ、気になったのが写真撮影や人混みについて。
後ろからの風景や流鏑馬写真を見てもらうとわかるのだが、スマホやカメラを上げて撮影する人がとても気になる。後ろの人のことを考えるとこれはNGだろう、イベント自体を見られなくなる。三脚利用や椅子に立つも同様にNGだと思う。Instagramを見るときれいに撮れている写真を多く目にする。ちゃんとポジション取りをして人に迷惑をかけないで撮影した写真であってほしい。カメラは構えて撮るものだ。
4日の斎王代イベントにはさすがにいけないだろうから、次は5月15日の本番かな。もう、以降は場所取りなどに労力をかけることはないと思う。それよりイベントを楽しみたい♪
Have fun at Kyoto!
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